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用語説明
pips(ピプス)
pips(ピプス)は通貨ペアの値幅を表す単位のことです。
例えば、
対日本円(後半コードがJPY)の場合、
1pips = 0.01円(1銭)
です。
対日本円以外(後半コードがJPY以外 EURUSD、USDCHF等)の場合、
EURUSDの時、1pips = 0.0001 米ドル
USDCHFの時、1pips = 0.0001 スイス・フラン
というようになります。
追証
FX取引では、大きな金額を取引するためにレバレッジを利用しますが、その一方で、取引が不利に進んだ場合、元手以上の損失が生じる可能性があります。そのような状況に対応するために存在するのが「追証」という概念です。
追証とは、投資家が取引を行っている金融商品の価格が大きく不利に変動したとき、証拠金が必要な証拠金額を下回ってしまった場合に、証券会社から投資家に対して追加の証拠金の提供を求めることを指します。
そして、全てのポジションを決済しても預入金よりマイナスになる場合は、追証としてFX会社に支払わなければなりません。これは、日本では法律で決められていることです。
しかし、海外のFX業者の中には「追証なし(ゼロカットシステム)」を謳っているところもあります。この場合、元本以上の損失が出ても追加の資金を投入する必要はなく、投資した元本だけがリスクとなります。これは投資家にとっては大きなメリットになりますが、利用する際にはしっかりと理解してから取引を行うことが重要です。
証拠金
証拠金
入金額のこと。担保となる資金のこと。
必要証拠金
ポジションを取るためにその取引額に比例して最低限必要になる預託金のことになります。FXでは少額の証拠金をもとにレバレッジを掛けて、実際の入金額より大きな運用を行うことが可能です。
例えば、USDJPYが100円の時に1万通貨分購入、最大レバレッジ25倍とします。この時の必要証拠金は、
100円 ✕ 10,000通貨 ÷ 25倍 = 40,000円(必要証拠金)
となり、有効証拠金の中に必要証拠金分が残っていれば、取引ができることになります。
有効証拠金
取引する際の証拠金として、取引として利用可能な証拠金の総額です。 あと、どれくらいの取引ができるかの余力を示した金額になります。 入金した金額から各ポジションの損益分、既に決済をしたポジションの損益をすべて合計した金額になります
証拠金維持率
証拠金維持率とは、全ポジションの必要証拠金に対して占める有効証拠金の割合のことです。
証拠金維持率は、以下で計算されます。
証拠金維持率(%)= 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 ✕ 100
スキャルピング(Scalping)
短時間(数秒間、数分間)の間に何度も売買を繰り返して取引をするトレード手法のことです。
そのためスプレッドが小さい方が有利に取引ができます。
スキャルピングはどちらかと言えば上級者向けの手法になります。
またFX会社の約定力にも左右されるのでFX会社選びも重要です。
スプレッド(spread)
FXの「スプレッド」とは、FX取引をする時の買値と売値の差のことを言います。単位は通常pipsで表されます。
スプレッドの値は小さければ小さいほど低コストで取引ができます。
もしUSDJPY(米ドル/円)のスプレッドが 1pipsであれば100円で買った瞬間の売値は99.99円が付いています。買ったと同時に0.01円分マイナスになります。この差額がFX会社の利益になります。
例えば、
対日本円(後半コードがJPY)の場合、
1pips = 0.01円(1銭)
です。
10,000通貨分、USDJPY(米ドル/円)を買った場合は、
0.01円(1pips)✕ 10,000通貨 = 100円
100円分の手数料をFX会社に支払うことと同じになります。
対日本円以外(後半コードがJPY以外 EURUSD、USDCHF等)の場合、
EURUSDの時、1pips = 0.0001 米ドル
USDCHFの時、1pips = 0.0001 スイス・フラン
というようになります。
この時の10,000通貨取引した時の手数料は、
米ドルが 110 米ドル/円(USDJPY)であれば、1pips = 0.011円
0.011円(1pips)✕ 10,000通貨 = 110円
スイス・フランが 120 スイス・フラン/円(CHFJPY)であれば、1pips = 0.012円
0.012円(1pips)✕ 10,000通貨 = 120円
がスプレッドの差額で発生する手数料になります。
通貨コード
通貨コード(ISO) | 通貨名(国名・単位) |
---|---|
AUD | オーストラリア・ドル |
CAD | カナダ・ドル |
CHF | スイス・フラン |
CNH | 中国・元 |
DKK | デンマーク・クローネ |
EUR | ユーロ |
GBP | イギリス・ポンド |
HKD | 香港・ドル |
HUF | ハンガリー・フォリント |
MXN | メキシコ・ペソ |
NOK | ノルウェー・クローネ |
NZD | ニュージーランド・ドル |
PLN | ポーランド・ズロチ |
SEK | スウェーデン・クローナ |
SGD | シンガポール・ドル |
TRY | トルコ・リラ |
USD | アメリカ・ドル |
ZAR | 南アフリカ・ランド |
外国為替市場で用いられる通貨コードは、通常3文字で表され、ISO 4217という国際基準に基づいています。これにより、通貨の混乱を防ぐとともに、国際的な取引をスムーズに行うことができます。
これらの通貨コードは2つ組み合わせて、「通貨ペア」という形で表されます。
例えば「USDJPY」は、アメリカドルを基軸通貨とし、日本円を決済通貨とする通貨ペアを表します。この場合、そのレートは「1ドルあたり何円か」という価値を表します。
トラリピ
トラリピとは、「トラップ・リピート・イフダン」の略で、設定したレンジ内で売買を繰り返す取引のことです。
「トラリピ」は、マネースクエアがFXのリピート系自動取引システムの名前として商標を取得しています。
FXでは初心者から上級者まで使われる手法になります。
同じようなリピート系自動取引システムとして、みんなのリピート注文(みんなのFX)、トライオートFX(インヴァスト証券)、ループイフダン(アイネット証券)、iサイクル2(外為オンライン)、トラッキングトレード(FXブロードネット)があります。
自動取引システムを使わなくても、手間がかかりますが手動で行なうことも出来ます。手動の場合は上記以外の好きなFX会社を選べるというのが利点になります。
ポジション(建玉)
「買い」又は「売り」で取引して未決済のまま残って保有している状態のことを言います。
「ポジション」は「建玉(たてぎょく)」とも言われます。
取引する通貨ペアやFX会社によって最大で持てるポジション数が違ってきます。
レバレッジ
レバレッジとは、証拠金(入金したお金のこと)として預けたお金の何倍もの金額をFXで取り扱う時に使われます。
例えば、
100万円の証拠金があったとして
100万円でアメリカ・ドルを100万円分買った時は レバレッジが1倍
〃 ・ドルを200万円分買った時は レバレッジが2倍
〃 ・ドルを1,000万円分買った時は レバレッジが10倍
となります。
このようにすることで少ない資金でも大きく掛けることで資金効率を高めることが出来ます。但し、レバレッジの倍率を上げるほどロスカットされやすくなります。しかし、低レバレッジで取引を開始すればロスカットはされにくいですが、損失が拡大してロスカットまで到達した時は、低レバレッジの方が損失額が大きくなるのでご注意ください。
日本国内のFX会社は、個人で行なう取引のレバレッジが最大25倍までと決められています。
ロスカット
ロスカットとは、保有するポジションに損が発生して一定レベルに達した時に、更なる損失の拡大を未然に防ぐために、そのポジションを強制的に決済することを言います。
ロスカットの設定はポジション毎に「決済逆指値」で設定することができます。
これとは別にFX会社では、一つの口座内にある全保有ポジションが全体で損が発生して「一定レベル」に達した時に強制的にポジションが決済されます。この「一定レベル」とは、国内のFX会社の場合、証拠金維持率が50~100%未満になった時のことになります。各FX会社によって証拠金維持率に違いがありますので使用するFX会社へ確認の上、取引を行なうようにしてください。
FXには、証拠金維持率が決められているため基本的に元本割れすることはないですが、相場の急な変動でロスカットが間に合わない場合、不利な相場で取引され、元本以上に資金が必要になる場合があります。これを追証と言います。